tsubaki_style2016-10-25

昨日の話の続きは、とっても気持ちのいい話に。
片側だけつけることもできるのですが、同じ一点もの作家として、やっぱり、せっかく気に入って買ってくださったお客様が、がっかりしていることは伝えて欲しいと思い、今後良いものを作っていただくためにも、そういうトラブルはちゃんと把握して置いたほうがいいと思って。そんな気持ちからあえてお話しに行ったのでした。私も珍しい素材ばかり使うので、トラブルはよくある方です。その都度誠意のある対応はしていきたいと努力しています。もう二度と買わないと思われるより、やっぱり買ってよかったと思っていただける仕事をしたいと自分は思うので、押し付けにならないようにですが、一応報告はお願いしますと言って帰りました。気に入って買ったものだから。
アッシュペーも大きな会社だから、対応はこんなもんしかないんだろうなとは思いました。やっぱり作り手の顔が見えない取引に、一点ものはいろんなリスクがありますよね。もし、顔なじみの作家さんなら、ああ、すみませんでした!同じ石はありますから、すぐに作り直しますね。と言っていただけたと思います。これからこういうものは作家の顔が見えるところで買おう。昨晩そう思いました。
ところが、今日、アッシュペーから電話があって、ご丁寧なお詫びの言葉をいただいた上に、パリから時間はかかるけれど同じものを送ってくださるとのこと。嬉しかったです。アッシュぺーにしたらお安いピアスにわざわざかかる経費が決して無駄にならないように、またこれからも本当にいいものを見つけにお邪魔しようと思います。