tsubaki_style2018-06-06

今の家を建てる時、初めに託したとある建築会社に計画倒産され、多額の前金を失い、加えてバブル崩壊に巻き込まれ、住処も失い資金は最小限で建てることになりました。その時に出会った工務店は地獄に仏のような若社長、大阪芸大出身のセンスの良い方、愛のある方で、私達の状況を理解し、余った資材を無料で回してくださったり、とても良くしていただきました。そんなわけで、九死に一生で無事完成したものの、内装や外構は妥協する部分もあり、やがて資金が貯まると、ちびちび直して住んで、はや、26年。幸いツーバイフォー、アトリエはツーバイシックスで作ってあるので、この地がピンポイントに有馬高槻断層にあり、震度6で揺れた時も壁にヒビが行く程度で済みました。このしっかりした本体、私達の血と汗の結晶の家を今リノベーションをするに当たり、託す業者探しが一番の悩みです。かつて、壁を塗り替えてくださった素晴らしい技術の左官さんも、今は大手の下請けで2年先まで予約が入り、個人には回れないとのこと。気持ちはわかる。生活の安定保証欲しいよね、たとえ、とことん賃金叩かれても。何回もふりだしに戻りながら、片付けだけは進んでいます。今日巨大バケツを引き受けてくださったかたとは、またまたびっくりなご縁もあり、やはり、人と人のつながりがあってこそのしあわせな人生だなと、つくづく…画像はバケツを椿がお届けしたらお礼に頂いた懐かしの千鳥酢