王冠のバッグ

４月はゴミ当番の月です。私のうちは有馬温泉のそばなのですが、ほんの数十メートルの違いで住所は西宮市です。西宮市のゴミの分別は随分前からかなり複雑で、数ヶ月に一回まわってくるゴミ当番の月は結構緊張します。宵っ張りで朝が遅い私は、当番の月は目覚し時計を合わして早起きして、髪の寝癖を急いで直して、ゴミステーションにカートをセットに行きます。ごみといえば、去年の愛地球博のアフリカ館で、素敵なバッグを見つけました。開いて伸ばしたアルミ缶で、おもちゃやバッグを作って、ささやかな収入にされている方々がアフリカにはおられます。吹田の民俗学博物館のショップに、アルミ缶で作ったかわいい飛行機や自転車がありました。神戸トアウェストの雑貨屋さんには、ジュースの空き缶で作ったトートバッグがありました。どちらも独特の色彩感覚でとても素敵でした。この王冠のバッグはビールの王冠でしょう。一つ一つを針金でしっかりとつないであります。こんなバッグは、きっとニットにひっかかったり、入れたお財布が傷だらけになってしまいそうです。でも、それを覚悟に持ってみれば、なかなか注目の的になれそうなお洒落なバッグです。